kull日記

ゲームのこととか書きます。

ペルソナ5感想(ネタバレあり)

こんにちはkullです!
Jの新弾が出ましたね。土曜日からはアルカナの予選が始まりますし、長らく停滞していたJがこれで大きく動き出すことを期待しています。生放送でエラッタがなかったとはいえ、本戦前にエラッタをかけることも全然ありますから、油断できません。三日天下、お前だよ。

ちなみにこの記事はJ関係ではないので冒頭のラップは省略してます。

 

今回はペルソナ5をクリアしたので感想を書きたいと思います。

ちょもすさんも記事にしていましたが、非常に面白い作品でした。ここ数年で一番面白かったゲームかもしれない。COJを除いてね。
僕はちょもすさんみたいにネタバレなしで感想を書くっていう器用なことは出来ないので普通にネタバレありで書きます。内容、ストーリーを知りたくない方はブラウザバックを。
一応システム周りやスキルなどの固有名詞はちょくちょく説明を挟んでいくので、やってない人でも読んで楽しめるようにしていくつもりです。
難易度は最初から最後までずっとHARD、名前は「春風 千桜」でやりました。

 

 

以下感想。


・システム周りについて。

オシャレです。それにつきる。
ダンジョンの中で障害物や物陰を高速移動しながら、敵の背後を取り不意打ちをかける。これが○ボタン連打で出来る簡単さ。
さらに敵の弱点をついたりクリティカルを出すことによりダウンさせた時に発生するカットイン。
全ての敵をダウンさせた際に発生する全体大ダメージ「総攻撃」で敵を全滅させた際にのみ発生するリザルト画面。全てがオシャレ。
特に総攻撃後のリザルトはほんとにオシャレで、キャラ事にリザルトの背景が違うのもいいですね。なんかかっこいい英語が書いてあるんですけど、それも個別に違います。

 

敵をダウンさせると同じキャラが連続で行動できて、ダウンさせ続けると何回も攻撃できるんですけど、このシステムの奥が深くて「ここは弱点をついてダウンさせて回復して~」とか、「弱点つけるやつがいなくて次の行動があいつだからここはバフをかけて~」とか戦略性に溢れてました。
まあ主人公が全属性覚えることが可能なので、大体主人公のターンに全部ダウンして前述の総攻撃して決めるのがテンプレになってくるんですけどね。

またこの連続行動システムは相手側にも適用されてて、味方が弱点をつかれると敵も連続行動します。
HARDだからか知らないんですけど、敵のAIがめちゃめちゃ頭よくて、属性魔法を持ってるやつは大体弱点ついてくるんですね。それでめっちゃ連続行動してくる。
火力もバカにならないのでザコ相手でもダウンダウンダウン、次のやつが全体攻撃でゲームオーバーとか全然ありました。
特にボス戦は二発もらったら大体死ぬ、一撃で6割はもってかれるくらいの火力なのでダウン=誰か死ぬくらいの感じでした。いやほんとにAI強いんですよ。

 

自分はペルソナシリーズ初めてだったので、「期日が設定されて、それまではダンジョンを攻略しても人と交流しても、自分磨きをしてもよい」というシステムはとても新鮮でした。
今までやってたRPGの中でもダントツで自由度が高くて、本当に自分が主人公になったつもりで動けます。
ちゃんと毎日ちゃんと変化があって、授業で出る問題は違うし、朝出会うキャラも違うし、話す会話も違うところがすごいよかったです。淡々と毎日をこなすだけじゃない。
キャラについては個別で書きます。

 

ダンジョン、ボスについて。


ザコ、ボス共にスリル満点でした。
HARDなので敵の火力がかなり高い。よってボスは攻撃力DOWNをかけるかこっちの防御力を上げるかをしないといけないんですけど、それでもかなりのダメージを食らうのでゲームオーバーになった回数は数え切れません。
デバフかバフがない状態で攻撃を食らうと大体4分の3は削られて、ちょっと強い攻撃だと即死。
攻撃力下げてやっと3分の2くらいかなって感じです。後半はどっちも使わないとやってられませんでした。
ザコも運悪く囲まれて敵が先制攻撃すると大体ゲームオーバー、こっちの先制攻撃でも倒しきれないと返しで主人公に攻撃あつまって終わりみたいなのがしょっちゅうあって、油断はできません。


結論から言って、一番強かったのはラスボス。次に強かったのはマダラメでした。
めちゃ強いやつが一体いるよりも、まあまあ強いやつがいっぱいいる方が嫌なゲームなので、パーツ事に分かれてたりお供がいるボスは例外なく強かったです。
ラスボスは本体を削ると一本ずつ腕が生えるので、それを倒しながら本体を削るっていう流れのボスなんですけど、この腕が強い。
しかも倒した腕をちょいちょいHP半分で復活させてくるんですよね。
一本目の腕を破壊した→本体を殴ってたら二本目が生えた→二本目を削る間に一本目が復活、敵のターンに三回行動されますっていうパターンが多くてきつかったです。
腕三本+本体とかで4回行動されるともう宇宙。三ターン連続で蘇生された時は切れそうになりました。
一回目に挑んだ時は大体10回くらいコンテニューしてクリアできなかったので、レベルを上げてスキルを強くして挑んだら一回でクリアできまし。やっぱレベル上げなんですよね。
特に全体攻撃力DOWNのスキルを覚えたのが強くて、腕いっぱい生えても対処できるようになったのが便利でした。

 


マダラメに苦戦したのも大体同じような理由です。パーツ復活させるやつは死ね。
ただマダラメは竜二の暴れまくりが強いってことに気づいてからは、暴れまくりと祐介の烈風波で全体攻撃して一回で倒せました。ちなみに気づくまでに5回の死と一日のレベル上げがありました。


カモシダは三回くらい死んでクリア。特殊作戦成功したら余裕でした。
カネシロは初見でクリア。最弱でした。
ワカバは二回くらい死んでからクリア。最後は相手の溜め攻撃を物理反射で防いで800ダメージ(当時の火力は100ちょっとくらい)で死んだのが面白かったです。
オクムラは二回死んでクリア。専務倒して時間が残り二分だったのでやばかったんですけど本体カスすぎて勝てました。
ニイジマは三回くらいでクリア。デスパレで攻撃力上げからの全体攻撃がきつかったですが、なんとかバフとデバフ&防御で耐えて殴ることでクリアできました。

シドウパレスはシドウ自体は初見でクリアしたんですけど、トラブル処理班からの明智三連戦がかなりきつかったです。
中ボス倒したし、一回セーブしとくか~って外でたら三連ボス。分かるかよ。
結果的には初見でクリアしたんですけど、持ってる消費アイテムすべて使わされました。めちゃ強かった。
ここで消費アイテムの重要さに気づいてラスボス前にかなり回復アイテムを仕入れたんですが、自由に行動できる日が終わってからラスボスまでのダンジョンが長すぎてほとんどなくなりました。
ルブランの極上コーヒー(MP回復アイテム)なんてメイドを使い倒して14個もってたのにラスボス終わったときは1個しか残ってませんでしたからね。

 


・キャラクターについて。


主人公がかっこいい。パーマかけたメガネの無口なミステリアス系男子なんですけど、メガネが何故か伊達で外すと普通にイケメン。
日常生活だと無口って設定なんですけど、ダンジョンに入ってペルソナ使いになると急に高圧的で偉そうでキザなやつになる。ギャップがすげえ。かっこよすぎる。
私服とかもオシャレだったので、僕も見習おうと思います。渋谷にいる高校生ってみんなあんな感じなの?大学生って言われてもおかしくありません。

 

また、毎日毎日この主人公には放課後に「この後空いてる?」みたいなチャットが男女構わず届くんですけど、主人公は一人にしか対応できないし、そもそもどれにも反応しないこともあるので既読スルーしまくるのがすごい。
毎日2、3件は既読スルーするし、日曜のデートとか遊びの誘いも既読スルーしますからね。なのに毎日チャット来る。主人公の魅力、すごいですよ。

 

女性キャラクターはみんな魅力があってよかったんですけど、特によかったのが真とひふみん。彼女にしたのもこの二人です、一週目は二股。
真は佐倉家に忍び込んでるときに主人公に抱き着いてるところをマスターに見つかって、「・・・付き合ってんの?」って言われてからが本番でした。
コープ(キャラ事に信頼関係を深めるイベント)を進める事にどんどん可愛くなっていって、最後に主人公から告白された時の反応とか、デートで観覧車に乗ったときの反応とかが神でした。
でも暴漢から襲われそうになったところを主人公に助けられて、その後オシャレなバーで告白されたら落ちちゃうよね。主人公がかっこよすぎるんですよ。


ひふみんは最初に見たときからずーーっとストライク。ルックス性格どっちも120点。
自由な時間は大体ひふみんのために行動してました。
コープを深めるためには魅力と知識が必要になってくるんですけど、どっちも必要になった瞬間に1週間くらい使ってあげました。
どっちも後半上がりやすいので早い段階に上げる必要ないんですけど、中盤にMAXになってその後上がるのはすべて無駄にしてしまいましたが、後悔はしてません。

修学旅行の自由行動で一緒にビーチへいくの、ひふみんか真かで迷ったんですけどひふみん選びました。究極の二択だったんですけどね。
でもひふみん選んでよかったです。「・・・学校、一緒だったらいいのにな。」って反則じゃないですか?
ちなみにクリスマスもバレンタインもひふみん選びました。真、チャット全部無視してごめんな。

 

男性キャラもみんなよかったです。いいキャラしかいねーなこのゲーム。
竜二はオクムラらへんちょっとウザかったんですけど、後半は普通に好感もてました。アツいキャラは嫌いじゃないんですよ。
シドウパレスで走ってみんなを救ったときは素直にカッケェなって思いましたからね。


一番好きなのは祐介です。声優が杉田なだけあって言動、発言すべて意味不明、変態という最初から最後まで笑わせてくれたキャラでした。性能もよかったしね、
政治家のおっさんは現実にいてほしいくらい良い人だったし、ミリ屋のおじさんは怖いけど優しい人でした。ファミレスおごってくれるし。
三島君はインターネットで活躍して自分が強者だと思い込んでしまうJ勢にいそうな子だったんですけど、自らの事に気づいてからは改心してくれてなんだかんだ好きでした。友達にいるとウザそうだけど。

 


こんなところです。
ほんとはもっと細かく書いてたんですけど、いきなりシャットダウンして全部消えたので短くしました。

総じて不満はなかったし、ストーリー、キャラ、戦闘すべて満足でした。
プレイ時間は112時間でしたがあっという間で、出来のいい小説のようなゲーム。
もうキャラクターが動いて物語を進めてくれないのが残念で仕方ないので、後日談ノベライズや日常編に期待してます。
コンシューマで8000円マジかよって思いましたが10000000円くらいの価値はありました。
こんなゲームにまた会いたいです。

画像はひふみんです。

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