kull日記

ゲームのこととか書きます。

響とブルーピリオドとCLAYMOREの感想の話

こんばんはkullです。

最近またオーバーウォッチやってます。だいぶ前のゲームですが、FPSの中では一番好きな感じのゲームなのでやってて面白いです。

一番好きなのはFPSなのにエイムがあんまいらないことで(タンクはね)、一番難しいことは必要な知識量がくっそ多いことです(カウンターとかマップによってキャラ選択かわるのはよくわからん)。

 

ただOWにしてもギルティにしてもLOLにしても、結局それは人とやるありきであって、一人でがっつりやるかといえばやんない。練習のために多少はやるけど、友人が一緒にやってなかったら多分やってないしやっても続かないような気がするんですよね。

てことはつまり俺はあんまりゲーム自体が好きじゃないんだろうなってことを最近よく考えてて、じゃあ俺が好きなことはなんなんだろって。

行きついたのはブログ(読む方も書く方も)と漫画を読むこと。

これは別に誰かと共有しなくてもやってる。共有できたらなおよしだけど、別にしなくても一人で自発的かつ毎日見てる。

だから今日は最近読んだ漫画の感想でも書こうと思います。

面白かったのか、なんで面白かったのか、どこが好きかを言語化してみるのもいいなと思ったんで、定期的にやっていきます。

ネタバレとかは一切考慮しない。

 

■響~小説家になる方法~

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純文学が好きでまっすぐだけど不愛想で加減を知らない主人公の響が小説を書いて賞に投稿する話。

ありがちだけど響の小説の才能はずば抜けてて、賞を受賞する前もしてからも色々トラブルだったり出会いを受けるもゴリ押しと真っすぐな言葉で解決していく。

この漫画の良いところは響の行動力に際限がないところだった。読んでて響がイカれてることはすぐにわかる。イカれてるけど才能と芯の強さでトラブルを解決していくっていうのは単純ながら読んでて気持ちがいい。

好きなエピソードは鬼島が居酒屋で飲んでるところに響が乗り込むところ。

響が行動や言動で周囲を変えることは作中数えきれないほどあるけど、鬼島はかなり最初の方に出た嫌な奴枠だから印象に残ってる。

嫌な奴にも嫌なやつなりにバックボーンがあったり理由があったりして嫌な奴になってるっていう背景があるとキャラに深みが出ると思うので、鬼島はその点ではよかった。

そのあとに出てくるアニメ原作のメガネとかも細かいエピソードだけど好き。

基本的に王道な漫画だし、出てくるキャラに不快なやつもいなかったので通して面白かったと思うけど、唯一涼太郎だけはなんで出てきたのかあんまり意味がわからなかったかな。幼馴染の片思いで狂気的なほど響のこと好きっていうキャラだったのに、後半妙に物分かりよくなりすぎてないか?

響と周りの橋渡し役なのかなと思ってたけど、別にこいついなくても響は部活入ってたしな・・・・。

一個くらい響と本気でぶつかって好きって伝えてるエピソードがあるとよかったなと思いました。

 

余談ですけど、この漫画読んたきっかけは今サンデーでやってる「龍と苺」っていう漫画が気に入ってて、その作者の前作だからなんですよね。

で、俺は龍と苺から入ったから何も違和感なく龍と苺を読めてたけど、響見ると主人公が80%くらい同じでちょっとびっくりした。苺の方が響よりは常識あるとおもうし、努力するところが見えるし、爺さんもタッキーも涼太郎よりはいる意味あるなと思うけど。

 

■ブルーピリオド

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ずっと前から話題だったけど、今更読みました。昨日最新刊読んだ。

チャラくて勉強も遊びも陰で努力しながらサラっとこなす器用な主人公が絵にハマって絵を描き始める話。

さすがに話題になってるだけあって面白かった。名前に青がついてる漫画、大体面白くない?ブルーピリオド、ブルーロック、BE BLUE、アオアシ。4つのうち3つサッカー漫画。一番すきなのはアオアシ

 

話それたけど、この漫画の面白かったところは主人公が絵をきっかけにして自分の内面を深堀していくことがよかった。

俺は不器用なんで、どちらかといえば最初の方の主人公みたいななんでも器用にこなす人に憧れるけど、そういう人もちゃんと努力して発見してんだよなあ。

ていうか単純に絵に関してほぼ素人っていう段階から、部活に入ってあそこまで絵が描けるようになるって努力すごいよね。その努力をしっかり描写してるところもよかった。

「ミステリというなかれ」っていう漫画でも言ってたけど、こういう主人公が努力するところはダイジェストじゃなくてしっかり描写してほしよね。努力すんのが一番難しいんだから。

俺は今まで美術館とかあんまり興味なかったけど、ブルーピリオド読んでちょっと行ってみたくなった。そういう自分の世界を広げてくれる漫画は凄い好き。

一番好きなキャラは橋田かな。「コンビニとか画材屋は人が作ったものの集合体だから美術館と同じ」っていう価値観がいい。ミステリというなかれの主人公もそうだけど、日々過ごしている日常の風景から色々と興味をもったり考えを巡らせるっていうのは単純に面白い。最近は俺も結構実践してる。

万人が読んで面白いと思うのでおすすめです。

CLAYMORE

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結構前の漫画だけど読んだことはなかった。

アプリでちょうど見つけたんで読んだらそれなりに面白かったので全部読みました。

物語としては長すぎず、ちゃんと物語が終わってるところがよかった。

漫画はちゃんと終わるべき時に完結してるほうがよくて、あんま長すぎても絶対どこかでつまんなくなっちゃうんすよね。

ハンターハンターはマジで面白いけど完結しないからその点では0点。

 

感想としては妖魔の真実が結構衝撃的でびっくりしたのと、技のインパクトが地味なのが多いな~っていうことかな。

特にイレーネの高速剣。最初から最後まで必殺技だったけどそんな強いんかあれ??

まあそもそもクレア自身があんまり強くないっていうやつだから別に強くはないのかもしれないけど。

戦い的にはラストの戦いでテレサが出てくるのは単純ながらにして熱かった。

最後に故人の超強キャラがめちゃくちゃ活躍するの、エリアの騎士を思い出しました。リアルタイムで読んでるときは結局最後はこいつか~ってなったけど、まあ通して読んでるとそれなりに熱いっすね。まあエリアの騎士の兄貴は出てきすぎだけど。

 

 

以上っす。また読んだら書きます。

今リアルタイムで読んでるのは天牌と終末のワルキューレ。(と各種週刊誌