kull日記

ゲームのこととか書きます。

ハヤテのごとく!との出会い。

こんばんは。kullです。最近は涼しくて過ごしやすい気候ですね。僕には少し寒いですけど、暑すぎるよりいいです。

 

さて皆さん、いきなりですがハヤテのごとく!という作品はご存知ですか?まあ多分ご存知でしょう。

サンデーでは一躍メインの漫画まで躍り出て、アニメ二期は大好評、シャナ、ルイズに並ぶ三大釘宮ヒロインの三千院ナギを擁するあのハヤテのごとく!を知らない人はいないはずです。

 

今まで散々ブログに書いた通り、僕はそんなハヤテのごとく!の大ファンです。

では、何故僕はそこまでしてハヤテのごとく!のファンになったのでしょうか?今日は僕とハヤテのごとくが出会ってからファンになるまでの話でもしようと思います。

日常の話はもう書くことないですからね。

 

初めて読んだのは小学生

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僕が初めてハヤテのごとく!(以下ハヤごと)を読んだのは、多分小5とか小6とか、そこらへんだったと思います。とにかく小学校高学年の時。

この時僕はサンデーの公式ホームページにある一話試し読みにハマっていて、定期的に公式で漫画の一話を読んでいました。僕がハヤごとに出会ったのもこの公式サイトの一話試し読みです。

 

初めて読んだときのあの感動はまだ心に残っています。「この漫画、マジで面白くね?続きどうなんの!?!?」と思った僕は、早速近くの本屋へ。当時は6巻まで発売していたので、小学生の少ないお小遣いで6巻まで全て買いました。今思うと、あの時ハヤごとを読んでいなかったらそこまでオタクになることは無かったんじゃないでしょうか。いや、嘘です。やっぱりオタクにはなってた。

 

ハヤごとを6巻すぐに読破した僕はあっという間にヒナギクが大好きになり、4巻の登場シーンを10000回は読みなおし、同学年の友達にハヤごとをめちゃめちゃに普及して、クラスの女の子に「kullってこういうの読むのww」と言われていました。気持ち悪すぎ。もっとサッカーとかするべきでしたね。

 

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流石にこれは可愛すぎ

 

この時に笑われたことで、当時の僕はハヤごとのような女の子いっぱい出てくる系の漫画は良いイメージを持たれないことを知り、あまり話には出さないようにしました。

人は傷つくことで教訓を覚えていきますね。

 

インターネットを介してもっとハマる

小学6年生になり、もうコミックス版を読み返し続けるのも飽きた僕は、週刊誌のサンデーでリアルタイムにハヤごとを追うようになりました。

しかし、当然コミックスと週刊誌では当然週刊誌のほうが先に進んでいるので、最初は展開がよく分からずに戸惑います。

当時僕が週刊誌を初めて読んだ時のハヤごとは、「ハヤテが屋敷を追い出された結果ヒナギクの家に泊まる」というもうヒナギク好きにはたまらないシチュエーションを迎えていて、どうしてもその展開に至った経緯を知りたくなりました。

 

そこで僕が辿りついた方法が、「インターネットで検索する」こと。なんだ、これで検索すれば何でも分かるじゃん!ついでにYouTubeにアニメと音楽めっちゃあるやん!ということに気づいたのもこの時です。

 

検索欄に「ハヤテのごとく!」と入力してページを捲っていくうちに週刊誌の展開はすぐにわかりましたが、続けてまだ検索しているうちに出会ったのが、大きめの交流サイトです。

 

当時は交流サイトが流行りに流行っていた時期だったので、ハヤテにも当然交流サイトはありました。

そこにはチャットルームがあり、掲示板があり、SSがあり、イラストがあり・・・と、もう莫大なファンコンテンツの塊に出会ったわけですよ。

 

これにはもう感動しました。原作は一週間に一話しか更新されないけど、SSは一日に何話も更新されるし、チャット行けば常連がめっちゃいる。掲示板ではキャラの細かい考察とかが書かれてる。めちゃめちゃ面白いじゃんと。

 

一応中学受験を控えていたので、自分で投稿をすることは無かったんですが、暇があれば交流サイトを閲覧してました。

今考えると、多分SSを投稿していた人やチャットにいた人のほとんどは中高生だったと思いますけど、小学生の自分からしたらもうみんな大人で、文章が上手で、でもハヤテのごとくが好きっていうだけで何か近いところにいる気がする、そういう存在でしたね。

僕は小学生の時はハヤヒナっていう人気No.1カップリング推しでしたけど(当時は推しとかいう言葉も知らなかったが)、SSにはハヤナギもハヤマリもハヤアユもあったので、色んな人が色んな設定を考えてるなーと思いました。

多分、ハヤごとは二次創作が比較的やりやすい作品だったんだと思います。キャラ多いし、白皇学院はどんな設定もやれるしね。

 

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ファンサイトでは泉が結構人気で驚いた。

 

中学生で一旦離れる

ここまで劇的に熱中したハヤごとですが、中学入試、入学と色々バタバタした結果、いつの間にかあまり触れなくなっていました。

もちろんサンデーは毎週読んでいましたが、それとたまにコミックスを買うくらいで小学生の時に鬼のように通っていた交流サイトには全くアクセスしなくなりました。

アニメも最初の方は見ていましたが、日曜の朝に食卓でハヤごとを見ていると父親が「何をそんな気持ち悪いアニメを見とるんだ!」と怒るので、すぐに見るのをやめました。

 

クラスの自己紹介で好きな漫画を言ったりする機会もありましたが、前述の通り小学生の時に笑われた経験があったので、ハヤごとの名前は一回も出しませんでした。好きな漫画は全部ハンターハンターって言ってたかな、確か。

 

そうこうしているうちに部活に入ったり、デュエルマスターズ遊戯王にハマったり、モンスターハンター2ndGをやりこんだり、好きな女の子が別の友達に告白して落ち込んだりとしているうちに、いつのまにかハヤテのごとくへの興味は薄れていました。

 

当時は本当にハヤごとに触れてなかったのでわかりませんが、アニメ二期の放映という恐らく最もハヤごとが流行ったであろう時期だったと思うので、触れてなかったのはすごくもったいなかったなと今は思います。

COJもそうですけど、コンテンツは最も流行してる時に熱中するのが一番ですからね。

一番流行ってる時に触るのが一番面白い。

 

高校生で再熱

中学では冷めに冷めていたハヤごとへの熱ですが、それが再熱したのは僕が高校三年生の時。

もう部活も引退し、文化祭も体育祭も終わり、あとは勉強だけして受験だーっていう時でした。

 

その時のハヤテのごとくはちょうど同人誌編がやっている頃。

恐らく多くの方は同人誌編を読んでいないと思うので補足しておくと、同人誌編っていうのはナギが新キャラである水連時ルカと、ハヤテを争って夏コミで同人誌勝負をするという話です。

 

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お嬢様や生徒会長、幼馴染に加えて今度はアイドルだ!

 

多少のネタバレになるんですけど、この同人誌編でナギが諦めそうになった時に、千桜がナギを一喝して励まして、ナギが復活するシーンがあるんですよね。

これはちょっと書くの恥ずかしいんですけど、当時は僕もあんまり受験勉強が上手くいっていなくて、レベル落とそうかな~って考えてた時だったんですよね。でも、千桜がナギを励まして復活させるのを見て、僕も勉強を頑張ろうっていう気になった。

物語が始まってからずっと自堕落で、人に頼りきりだったナギでもこんなに頑張ってるんだから、僕ももう少し頑張れるんじゃないかってね。オタクちょろいな~~~

 

その話をきっかけにまたハヤテのごとくっていう作品を好きになって、こまめに追うようになりました。流石に交流サイトはスパムだらけになって閉鎖していたけど。

 

僕が千桜を好きな理由はいっぱいあるんですけど、その中の一つがこのエピソードです。みんなが甘やかしてたナギをしっかりと叱って、復活させたエピソード。このエピソードからナギがすごい成長して最終章につながるので、見てない人は是非見るのをお勧めします。水連時ルカもすごく可愛いよ。

 

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ナギを励ますシーン。この後ナギが復活する。

 

そこから今に至る。

千桜から元気をもらった僕はその後ハヤごとを読みながらも勉強を頑張って、無事に大学も合格して今に至ります。

 

コミックスは出たらすぐに限定版を買って、DVDが出たら先行申し込みに応募し、イベントがあったらなるべく行く。

流石にもうコミケでめっちゃ同人誌が出るとかはないですけど、いまだにハヤごとを好きな人は多いみたいで、神のみと合同でオンリーイベントが開催されてたりします。

 

ハマった時も冷めた時もあったけど、それでもやっぱりハヤテのごとく!が一番好きな漫画ですね。

~~までは見てたけどって人も多いと思いますが、同人誌編も最終章も、本当に面白いので、見たことない人は是非見てくださいね。

終わりです。長いこと読んでくれてありがとうございました。